売上の7割が「壊そうとしていた相手」から来ている
SaaStr「$0 to $500M ARR in 13 Months. Inside Higgsfield's AI Growth with Alex Mashrabov, co-founder and CEO」2026/07/10 公開・36:31。 動画の著作権はSaaStrに帰属します。
忙しい人向け・要点3行
- 動画生成AIのHiggsfieldが、8週間でARR 1,000万ドル、13か月で5億ドルに至った過程を共同創業者兼CEOが語る回。
- 売上の70%が、同社が置き換えようとしているクリエイティブ代理店から来ているという構造が語られる。
- 聞き手のJason Lemkin氏は同社の顧客であり、かつSaaStr Fundの投資家。概要欄に明記されている。
この動画で扱われていること
SaaStr の対談回。動画生成AIの Higgsfield が、8週間でARR 1,000万ドル、13か月で5億ドルに到達した過程を、共同創業者兼CEOのアレックス・マシュラボフ氏が語ります。36分。
数字より、売上の出どころのほうが重い
概要欄で語られているうち、当サイトが一番重要だと考えたのは成長速度ではなく売上の構成です。
収益の70%が、クリエイティブ代理店から来ていると述べられています。同社が「変革を起こそうとしている」相手そのものです。
置き換えられる側だと思われていた業界が、実際には最大の顧客になっている。これは動画生成AIに限らず、AIツールが誰に売れているのかを考えるときの視点になります。日本で「AIで代理店が要らなくなる」と語られるとき、この構図はあまり出てきません。
「一番力を入れた機能は誰も求めていなかった」
概要欄には、最も注力した製品はカメラコントロール機能で、誰も求めていなかったという趣旨のことも書かれています。13か月足らずで会社の方向性を3回転換した、とも。
伸びた会社の話は、あとから見ると一本道に見えます。実際には外した機能があったと本人が言っている点は、記録として残しておく価値があると思います。
「ラッパー」と呼ばれることについて
学べる内容の一つとして「彼らが『ラッパー』であることをどのように捉えているか、そして真の利益率と競争」が挙げられています。
既存の基盤モデルの上に薄く乗っているだけの会社を指す言い方です。これは日本のAIスタートアップにもそのまま向けられる問いなので、その節を目当てに見る価値はあると思います。
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